セラフルイド(CeraFluid)
オリーブグリセリズ(オリーブ油由来のジグリセリドとトリグリセリド抽出物)に溶解させた油溶性のセラミドNPです。 コーンスターチや菜種由来物性と酵母によるバイオ発酵技術を用いて製造したセラミドNPとなります。 セラミドは溶かしにくかったり、高温処理が必要なのがマイナス点ですが、この原料は使用時に高温で処理する必要がないのが利点です。 オリーブグリセリズによって成分の皮膚への浸透性を向上させることができるためセラミドNPを皮膚内へ浸透させることが可能となります。 毎ロットでin vitroにおける脂質過酸化防御試験を実施し、効能を保証しております。 効果 ・細胞バイアビリティーの向上 ・酸化ストレスからの保護 ・保湿 ・肌を滑らかに ・短期間と長期間における肌弾力の向上 ・シワの改善プリンシプヒアル シグナル-10(PrincipHYAL Signal-10)
2-10kDaの第2世代超低分子ヒアルロン酸。安定かつ素早い皮膚浸透と即効保湿効果、肌成分合成刺激作用が期待できます。 毎ロットで細胞増殖試験を実施して効能確認。 • 素早い経皮吸収 • 線維芽細胞増殖の刺激 • 皮膚弾力の調節 • 肌水分の即時的向上 試験データ ・浸透試験 ・細胞増殖試験 ・エラスチン合成 ・エラスターゼとコラゲナーゼ活性の抑制 ・保湿効果 ・皮膚弾力向上プリンシプヒアル ディフェレンス(PrincipHYAL Difference)
50-2,500kDaの第2世代ヒアルロン酸Na。線維芽細胞活性の調整と肌バリア改善、長期の保湿作用が期待できます。 毎ロットで酸化ダメージからの保護効果を確認。 • 長期間続く肌の保湿 • 肌弾力の改善 • 肌を滑らかにする • シワに対する活性 試験データ ・浸透性 ・保湿 ・肌弾力向上 ・肌の滑らかさの向上 ・肌の粗さを改善 ・シワ改善 ・落屑軽減 ・長期のリフトアップ効果プリンシプヒアル キューブ 3(PrincipHYAL Cube3)
50-3,000kDaの第2世代ヒアルロン酸Na。 肌のリフトアップ、肌バリア改善、即効保湿、線維芽細胞調節と経皮吸収向上作用が期待できます。 毎ロットでエラスチン合成能を確認。 • 即時の肌保湿 • 肌バリアの改善 • 肌弾力の向上 • シワに対する活性 試験データ ・浸透性 ・他成分の浸透性向上(水溶性成分と油溶性成分の両方) ・即時の保湿とTEWL減少 ・肌弾力向上 ・肌の滑らかさの向上 ・シワの改善 ・即時のリフトアップ効果プリンシプヒアル オーロラ(PrincipHYAL Aurora)
30-90kDaの第2世代ヒアルロン酸Na。 皮膚浸透性に優れ、肌修復プロセスを刺激して肌再生と肌の健康を向上させます。 毎ロットで細胞代謝改善としてタンパク合成能を確認。 • 皮膚必須成分を合成する細胞の増殖 • 皮膚修復プロセスの刺激 • 皮膚全体の健康の改善 • 皮膚の結合の改善 試験データ ・浸透性 ・線維芽細胞増殖 ・創傷治癒 ・即時の肌水分上昇&TEWL減少 ・皮膚強度(結合)向上IBR-チル(IBR-Chill)
不安やストレスに対するケアに着目した新たなコンセプト「ANXI-AGING」用Pink Rock Roseの水溶性エキス。 NaturalやWell beingトレンドに最適な原料となります。 抗不安作用で知られるミリシトリン含有量を規格化しています。 不安やストレスは体内のコルチゾールレベルの上昇につながりますが、本原料はCRH-R1をブロックすることでNF-κBの活性を抑制し、それによって炎症性サイトカインを抑制するというメカニズムを持っています。 作用機序 ・ストレスによるCRH-R1受容体活性化をブロック ・ストレスによるNF-kB活性化を阻害 ・ストレスによるIL1-β, IL6, TNF-α 産生を阻害 臨床結果 ・心理的にストレスを感じている被験者での試験 ・視覚的シワの減少と肌弾力とハリの向上 ・皮膚微小循環、肌の赤み、赤い点の出現の抑制 ・化学的ストレスによる炎症を軽減するための肌能力の向上コルフラッグ リマスタード(COL-FRAG Remastered)
ニコチアナベンタミアナという植物内で合成させたNon-GMOの「植物由来ヒト型コラーゲンI型の断片(ビーガンコラーゲンフラグメント)」。 下記の効果が確認できています。 ・表皮の緊密性向上(細胞接着性の向上、表面張力向上) ・結合部位の強化(インテグリン発現向上) ・コラーゲン線維張力向上(リフティング、ECM収縮性向上) ・コラーゲン合成(プロコラーゲンタイプI合成、基礎構築、コラーゲン合成&安定化) ・真皮の若返り(線維芽細胞代謝向上による真皮再生、コラーゲン発現向上、MMP1発現抑制、真皮老化抑制) ・2%配合クリームでの30分でのシワ改善効、7日間でのリフティング効果とブライトニング効果 ・1% Ascorbyl Glucosideとの組み合わせでの抗シワ効果、リフティング効果、ブライトニング効果における相乗効果ビューティークイン(B'utyQuin)
コールドプレスして得た効能効果データをもつバージンブラッククミンシードオイルです。 植物自体はUSDAオーガニックの認証品。 Black Cumin Seed Oilはクレオパトラやネフェルティティが愛用し、ツタンカーメンの墓にも一緒に入れられていたオイルとして有名で、「死以外であれば全てを癒す」と伝えられてきた植物油です。 主要成分であるチモキノン 3%の含有を保証。 ミトコンドリア機能の向上と、抗菌、抗真菌、抗炎症、引き締め、酸化ストレス軽減、スリミング効果が期待でき、効能効果に関する各種試験も実施して実証済み。 食品グレード(ThymoQuin)もご用意ございますので内外での利用が可能です。ジョイブリス(JOYBLISS)
JOYBLISSはは皮下組織(主に白色脂肪組織)と真皮コミュニケーション(アディポネクチン産生促進など)の利用と、皮下組織のボリュームアップすることで肌をふっくらさせ、肌の抗酸化能力促進による、シワ改善(目尻、ほうれい線)が期待できる、植物エキス・植物幹細胞エキスを主体としたHalal、Vegan認証原料です。IBR-ソルエイジ(IBR-SolAge)
ピンク色の湖に生息する微細藻類デュナリエラサリナ由来の油溶性Phytoene(フィトエン)とPhytofluene(フィトフルエン)。イスラエルとスペインにて培養。 油溶性の抗糖化原料。 ・日光によるAGE形成の抑制と既存のAGEの解毒 ・NRF2 発現の上方制御(細胞の抗酸化力とAGE解毒能力の向上) ・RAGE (AGEの受容体) 発現の下方制御(AGE依存性シグナリングの抑制) ・IL6とIL8産生の減少(炎症応答の抑制)ノボレチン(NovoRetin)
「NovoRetin(ノボレチン)」は植物由来のレチノール代替です。 Mibelle社が毛穴ケア・皮脂抑制用で販売していた「PoreAway」と同じギリシアのキオス島由来のマスチック樹脂を利用したリポソーム化原料です。 in-cosmetics Asia 2022にてInnovation Zone Best Ingredient Awardの金賞受賞。 BSB Innovation Award 2023にてSub-category I: actives、Section: "Retinol-alternative, Photo-Aging, protein protection"にて1位受賞 「PoreAway」や「PoreAway oA」とは溶媒違いとなります。 本原料は中文名称もあり、刺激性もない植物由来のレチノール代替となります。 NovoRetinはレチノイン酸を分解するCYP26酵素を阻害することで内生レチノイン酸を増やし肌再生や肌を清潔に保つ手助けをします。 マスチックはUNESCOによって無形文化財として保護原産地呼称(PDO)が認められています。 レチノール様の作用だけでなく、下記のような即効性やPoreAway同様の皮脂抑制、毛穴収縮効果も期待できます。 NovoRetinの効果 ・肌密度の向上 & 肌弾力の向上 ・即効リフティング効果:目尻のシワの即時的減少、肌の粗さの即時的抑制 ・毛穴体積の減少 & 皮脂・テカリ抑制フィトコラーゲン(PhytoCollagen)
「PhytoCollagen」はアカシアの木由来のポリマーで、実際のコラーゲンではありませんが、コラーゲンと同様の機能が期待できる植物代替となります。 アカシアコラーゲンは長い炭水化物とタンパク成分の混合物で、主にrhamnoglucuronoarabinogalactan多糖とarabinogalactan-protein (AGP)で構成されます。 分子量はコラーゲンと同様の300,000kDaとされています。 コラーゲン同様Hydorxyprolineも含有しています。 効果 ・シワの改善 ・コラーゲンの質の向上 ・バリア機能の改善 ・動物性コラーゲンとの比較もおこない同等の保湿効果を持つことも確認テレッセンス ミテリオン(Telessence Mitelion)
ローズマリー葉エキスとビルベリー果実エキスの混合物でミトコンドリアに着目して肉体的疲労によるテロメア短縮を抑制します。 身体的および精神的疲労は、膜電位低下、エネルギー産生やミトコンドリア生合成の減少などのミトコンドリア機能の低下に関連する。疲労したミトコンドリアは、より多くの活性酸素種(ROS)を生成し、内因性抗酸化成分の生成が下がり、mtDNAに損傷を与え、ミトコンドリア機能障害(ループ)を促進する酸化ストレスをもたらします。 効果 ・ミトコンドリア膜電位の向上(物理的ストレスはミトコンドリアの機能障害を引き起こし、エネルギー産生のカギとなるミトコンドリアの膜電位の低下をもたらします。疲労したミトコンドリアのミトコンドリア電位膜が低いと、ミトコンドリアの生合性に影響を与えます。) ・疲労した細胞のミトコンドリア再生 ・身体的ストレスからの保護(ROS抑制、抗酸化のためのSOD2活性化) ・ミトコンドリアストレスダメージ応答を抑制 ・テロメア保護(TRF1の増加) ・テロメア長の短縮の抑制 ・皮膚の見た目の疲労を回復(30分) ・皮膚弾力を向上(30分) ・真皮線維構造を改善(7日間) ・肌ツヤを改善(30分)テレッセンス ブリーステル(Telessence Breeztel)
トンガ近海由来微生物の発酵物で感情的ストレス(Emostress)によるテロメア短縮を抑制します。 脳内のhypothalamic-pituitary-adrenal (視床下部-下垂体-副腎系;HPA) 軸はcortisol(コルチゾール) のようなストレスホルモンやsubstance P (SP)のようなニューロペプチドの放出によってストレスに応答します。コルチゾールは主要なストレスホルモンで幅広いストレスを制御します。 コルチゾールは糖質コルチコイド受容体に結合し, 核へ移行して肌バリア機能, 再生, 炎症 & 防御に関わる遺伝子の発現に影響を与えます。 皮膚は完全に機能する末梢 HPA軸ももち, コルチゾールや SP (末梢神経)の放出が可能で, 更なるコルチゾール放出 & 更なる酸化ストレスを誘発する可能性があります。 効果 ・ストレス条件下にて Telessence Breeztel はSPにより誘導される遺伝子の発現を下方制御し、コルチゾールの放出を抑制 ・Emostressの鎮静化(NR3C1活性化の抑制):コルチゾールはその受容体(NR3C1)へ結合し、 ストレス関連遺伝子を活性化させる場所である核へ移行する ・テロメア長の保護(TRF1増加) ・核内のDNAダメージの抑制(DNAダメージ応答マーカーである53BP1の抑制) ・テロメア長の回復 ・サブスタンスPで誘発されたダメージの鎮静化 & SPによるストレスからの表皮の回復 & Emostressによる表皮ダメージの停止 ・コルチゾール由来のダメージの軽減(I型、III型、V型コラーゲン、エラスチンの増加) ・角層の厚さの向上、角質細胞数の増加、肌バリア強度の向上 ・Emostressを受けた腕と足の水分、弾力、ハリの向上(塗布後1時間) ・目尻のシワの深さの減少 ・肌における生物学的年齢の若返り(1時間で5歳の若返り)Et-VC(Et-VC)
コーンスターチ由来のアスコルビン酸誘導体「3-O-エチルアスコルビン酸」。 従来のアスコルビン酸やアスコルビン酸誘導体では、表皮への浸透が難しい、酸化しやすい、油溶性であるという点で配合する処方が限られていました。 「Et-VC」は水溶性の白色結晶粉末で、熱や光にも安定であり、下記のような特徴を持ちます。 ・コラーゲンブーストにおいて最も効果的 ・皮膚ライトニングやブライトニング効果が強い ・表皮への浸透が容易 推奨配合量:0.5 – 1.0% (用途に応じて30%まで可) 注意点1:処方のpHは3.5 - 5.5に保ち、他のActive原料と併用する際には抗酸化剤を 添加することを推奨。 注意点2:現状本原料は部外品には対応しておりません。 下記のような効果のデータをとっており、さらに安定性試験のデータもあります。 「Anti-Aging」 ・光老化の予防 ・抗炎症 ・DNAの保護 ・フリーラジカルの除去 「肌のホワイトニング」 ・メラニン産生の阻害 ・肌の輝度の向上 ・シミの抑制と肌トーンの均一化 「UV,ブルーライト, 汚染物質からの保護」 ・サンプロテクション ・ブルーライト& 汚染物質によるダメージからの肌の保護 「肌水分ブースター」 ・天然のヒアルロン酸ブースター ・肌水分&ホメオスタシスの維持カルマンダリン(CALMandrin)
CALMandrinはキオス島で伝統的な方法で栽培され、手摘みされているキオスマンダリンの皮をアップサイクルしたエキスで、Inflammaging(炎症老化)に対抗させるための水溶性の化粧品原料となります。 COSMOS approved、NATRUE approved品です。 in-cosmetics Global 2023のInnovation Award Active部門にて金賞を受賞。 BSB Innovation Award 2023にてNatural Products/ Raw Materials/Sub-category VI: activesのSection: "Anti-Aging, well-aging, signs of aging and anti-inflammatory"で1位受賞 「inflammaging(炎症老化)」という用語は二十年ほど前にProf. Franceschiによって紹介されたものとされています。名前のとおりこの用語は“inflammation(炎症)” と“aging(老化)”という2つの用語からなります。 軽度の慢性的な炎症は自然免疫系の慢性的な過剰刺激にもなります。全身性炎症の制御の喪失のために加齢とともに進行するとされています。遺伝子、ライフスタイル(ストレス)、環境(UV、ROS)といった因子がさらにこれらの変化の一因となります。Inflammaging(炎症老化)は全ての組織(皮膚を含む)や器官で発生し, 高齢の方の死亡率や疾病率における重要なリスク因子となります。 ライフスタイル、栄養、睡眠関連の内因性ストレスやUV、汚染物質、化学的刺激といった外因性ストレスによってROSレベルが上昇すると、NF-κBが活性化されます。その活性化されたNF-κBは細胞質基質から核へ転位し、核内でNF-κBはケモカインやサイトカインを含む炎症性遺伝子の転写を誘導して、炎症やコラーゲン破壊につながります。 加齢とともにからだの抗炎症応答は衰えるとNF-kB炎症性ストレスは十分に弱めることができなくなり、全身の組織における老化の更なる加速につながります。 マンダリンは特に精油やフェノール酸、フラボノイド(特にヘスペリジンやポリメトキシル化フラボン)、リモノイド、カロテノイドのような抗酸化物質が豊富であるとされ、古くから化粧品でも利用されていました。 “Chios mandarin” はキオス島で発見された非常に特殊な条件の下でのみ生育する品種です。石灰岩をベースとしたカルシウムが豊富な土壌と果実を冬季の間凍結から保護する穏やかな気候での栽培となっています。ギリシアのキオス島に由来する特殊なマンダリンは2012年からEUにてProtected GeographicalIndication (PGI)をもつ製品として登録されています。 しかし、キオス島でこのマンダリンの伝統的な栽培をおこなっているのは数園ほどになっています。このマンダリンは主に香水などの香気エッセンスを抽出されるために利用されておりますが、その製造では果皮の搾りかすが残ってしまうため、Mibelle社はそのうちの1つの有機農家と契約し、その果皮の搾りかすをアップサイクルして化粧品用にエキス化しました。 この原料ではin vitro試験、in vivo試験を実施しています。In vitro試験ではNF-κB活性化の抑制、炎症応答にかかわる重要な遺伝子の遺伝子発現の抑制(ケラチノサイトと線維芽細胞両方)、タンパク質のカルボニル化抑制、プロコラーゲンI分泌の増加、ヤングコラーゲンの産生が確認できています。 In vivo試験では2% CLAMandrin配合クリームを1日2回28日間、半顔や前腕に塗布してもらい、肌の赤み、弾力、ハリ、密度が改善・向上することが確認できています。いずれのパラメーターも7日間でもすでに改善が見られたという結果となっています。フィトスフェリックス(PhytoSpherix)
PhytoSpherixはNon-GMOのトウモロコシ由来の低刺激性、生体適合性、生分解性グリコーゲンです。100%粉末品で、COSMOS approved品となっています。 グリコーゲン(糖原質)は通常、肝臓、筋肉、脳に大量に存在する多糖類で、ブドウ糖を供給するエネルギー源となっております。グルコースを単位とした大きな球状の分子ですが、植物ではエネルギー源がデンプンのため、一般にグリコーゲンは存在しません。そんな中、トウモロコシはエネルギー源としてグリコーゲンを含む数少ない植物の1つです。 また、皮膚においてはグリコーゲンは少量しか存在しません。グリコーゲンは、創傷治癒と細胞増殖に使用されます。 PhytoSpherixは小さな球状分子で、サイズが小さいため、粒子が皮膚に浸透し、より深い層に到達可能です(欧州ナノ規制には非該当)。また、フィトグリコーゲンには強力な水結合能力があります。 試験データに関してはin vitroではケラチノサイトにおけるATP産生やセラミド産生、繊維芽細胞における細胞増殖能向上、コラーゲン産生、ヒアルロン酸産生が確認できており、in vivoでは0.1%「PhytoSpherix」配合クリームにて6週間での額と目尻のシワの改善が確認できています。また同じ試料での6週間の試験で頬とほうれい線における角層上部と角層下部両方における水分量の向上がみられ、水和量ではヒアルロン酸との比較とヒアルロン酸との相乗効果も確認できています。フィトスフェリックス L105(PhytoSpherix L105)
PhytoSpherix L105はNon-GMOのトウモロコシ由来の低刺激性、生体適合性、生分解性グリコーゲンです。PhytoSpherix L105は10%の液体品です。 グリコーゲン(糖原質)は通常、肝臓、筋肉、脳に大量に存在する多糖類で、ブドウ糖を供給するエネルギー源となっております。グルコースを単位とした大きな球状の分子ですが、植物ではエネルギー源がデンプンのため、一般にグリコーゲンは存在しません。そんな中、トウモロコシはエネルギー源としてグリコーゲンを含む数少ない植物の1つです。 また、皮膚においてはグリコーゲンは少量しか存在しません。グリコーゲンは、創傷治癒と細胞増殖に使用されます。 PhytoSpherixは小さな球状分子で、サイズが小さいため、粒子が皮膚に浸透し、より深い層に到達可能です(欧州ナノ規制には非該当)。また、フィトグリコーゲンには強力な水結合能力があります。 試験データに関してはin vitroではケラチノサイトにおけるATP産生やセラミド産生、繊維芽細胞における細胞増殖能向上、コラーゲン産生、ヒアルロン酸産生が確認できており、in vivoでは0.1%「PhytoSpherix」配合クリームにて6週間での額と目尻のシワの改善が確認できています。また同じ試料での6週間の試験で頬とほうれい線における角層上部と角層下部両方における水分量の向上がみられ、水和量ではヒアルロン酸との比較とヒアルロン酸との相乗効果も確認できています。ティムログ(TIMLOG)
TIMLOGはニコチアナベンタミアナという植物内でのタンパク合成技術を利用して製造したNon-GMOのヒト「TIMP-2(Tissue inhibitor of metalloproteinases;メタロプロテアーゼ阻害剤)」です。 コラーゲン分解から守り、肌を滑らかにし、肌を若返らせます。 木には、科学者が年輪年代学(dendrochronology)と呼んでいる年齢と経験の記憶、記録、または「タイムログ」があります。私たちの皮膚にも、私たちの生活や経験を記録している皮膚年代学(dermochronology)があります。木のように、ヒトは健康であるために日光を必要としますが、過剰な紫外線への露出は時期尚早に深いシワや革のような質感で肌に記録されます。 光老化の真皮ではプロテオグリカン類の減少、コラーゲン密度と組織の減少、ヒアルロン酸の減少、MMPの増加が発生します。 TIMPsは、酵素(MMPs)と比率1:1で結合し、相乗的に作用する特異的阻害剤です。ECMの再構築中(創傷治癒など)、MMPs とTIMPsのバランスが重要であり、高度に調整されています。TIMP-2は正常な創傷治療中の表皮角化細胞および線維芽細胞で発現し、全てのMMPs (特にMMP-2)を阻害し、再生と細胞の接着を促進します。 UVに繰り返しさらされると、傷跡のようなコラーゲンが沈着する不完全な創傷治癒反応が誘発され、「太陽の傷跡」が形成され、目に見える光老化が引き起こされますが、この皮膚の「太陽の傷跡」は、シワとして肌に現れるまでは見えません。低レベルのTIMP-2は、真皮内のコラーゲン束の過剰な蓄積の結果である瘢痕ケロイド(損傷を超えて広がる隆起した瘢痕)に見られます。 効果(試験データあり) ・TIMLOGは濃度依存的にMMPs活性や量を抑制し、UV照射後においてもMMPsを抑制し、コラーゲンを分解から保護。 ・コラーゲン線維密度(Kfs)と構造品質(Kws)の両方を回復し、皮膚の太陽の傷跡を修復。 ・ヒアルロン酸とその受容体であるCD44の両方を増やす。UV照射で失われたCD44も回復。 ・コラーゲン線維の組織化に不可欠なフィブロモジュリン(Fibromodulin)、コラーゲン線維形成の鍵となるルーミカンとオステオグリシンを増加。 ・3% TIMLOGは目尻の皮膚等方性(Skin isotropy)を1時間で平均15%向上させた(最大51%)。 ・3% TIMLOGは真皮のコラーゲン線維密度を28日で平均37%向上させた。 ・3% TIMLOGは頬の粗さ(Ra値、Ra max値、Rz値)を28日で改善(7日目のデータもあり)。Ra値は最高-29%。ウィーワ(VIWA)
表情ジワに作用する海洋微生物発酵物。アルテロモナス発酵エキス。 地中海のカブレラ島の近海に生息するクラゲの表面から採取した新発見微生物(Alteromonas Lipotrueae)を発酵させて得た発酵エキス。神経突起形成、シナプス形成、筋肉収縮を遅らせることにより、全体的な神経筋相互作用(表情ジワの根源)に働きかけます。わずか 10 分で静的および動的なしわに臨床的に作用しますが、28 日後には長期的に作用します。ポップタイド(POPTIDE)
スキントロピーコンセプトの環状ペプチド。 肌の乱れを再編成します。正しいタンパク質フォールディング/アンフォールディングタンパク質応答 (UPR) に関与する2つの非常に重要なシャペロン(CalreticulinとBiP)の発現を増加させます。表皮でCalreticulinを増加させ、表皮と真皮のコミュニケーションを介してコラーゲンと弾性繊維の発現を誘導することにより、小胞体ストレス(ERストレス)を緩和し、老化の兆候を改善します。朝と夕方の間のシワのデイリー サイクル (WDC) を壊します。朝と夜の両方でのシワの状態を測定しており、朝も夜も同じシワ改善効果状態を保てるのが特徴でもあります。通常夜は横になって寝ているため肌水分がからだに均一に広がっていることもあり、朝は肌に弾力があり、肌の厚さも十分でシワも少ないですが、夜になると立っていたので水分が体の下に集まり、肌弾力の低下、肌の厚みの減少、シワの出現につながり、朝と夜では微妙に状態が異なることに着目しました。リジュヴ NAD(RejuveNAD)
オーガニックヒマワリの芽から抽出されたエキス。ATPの産生や細胞の数百の酵素反応に関与し、長寿酵素Sirtuinの補助因子でもある長寿分子NAD+(Nicotinamide adenine dinucleotide)の自然な産生のための主要な酵素であるNAMPTを増やします。 NAMPTはNAD+が消費された後のリサイクルもおこないます。 NAD+レベルの減少と老化の加速には強い関係があることがわかっており、NAD+はシワの形成やコラーゲンの減少につながる炎症老化や老化プロセスを防ぎます。NMNはNAD+の前駆体ですが、NMNを多く摂取してもNAD+自体は不安定で細胞への取り込み効率も悪いなど化粧品へ配合するメリットは大きくないため、体内でNAD+をブーストすることがよいと考えられます。NAMPT発現向上、ATP向上、サーチュイン1や17型コラーゲン発現向上、老化条件下での細胞再生、シミ抑制、肌の滑らかさ向上、顔のリフティング、目尻のシワの改善、Younger Skin effect(肌をより若返らせる効果)を確認済み。 COSMOS approved & NATRUE certificate取得。(推奨配合量:1-3%)コル-4-フラッグ リマスタード(COL-4-FRAG REMASTERED)
コラーゲンIVはDEJ内に存在し、表皮と真皮の間の相互嵌合(または表皮突起)の形成をサポートし、上層(表皮)を育てます。 植物を用いて製造したCOL-4-Frag remasteredはヒトIV型コラーゲン断片で、Non-GMOのVeganコラーゲンとなります。 コラーゲンIV中のインテグリン結合モチーフと細胞接着部分の配列をもち、この連続した配列がネットワーク形成や鎖間クロスリンクのための分子フレキシビリティーを供与します。ヒトコラーゲンIV様の効果とコラーゲンIVブースター効果の両方を持ち合わせています。 また、Perlecanやケラチン15の発現向上なども確認できており、DEJ内のコラーゲンIVネットを本来の波打った形状へ再構築します。2%配合クリームでの臨床試験では首のシワ体積とシワの深さはそれぞれ28日後に5-10%減少、56日後には大きく減少。デコルテのシワの数とシワ体積は28日後にはどちらも15%以上の減少が確認できています。また、首のハリは28日後に4%向上、デコルテのハリは7日後で15%向上、デコルテのシミの周長は7日後に5%、28日後に15%、56日後に17%減少という結果が得られています。 中国対応可能。VEGAN認証、HALAL認証取得。 (推奨配合量:1-2%)