ウスネオ(usNeo)
皮膚の常在菌は保護しながら、体臭の原因として知られているグラム陽性菌には高い抗菌効果を示します。SCリポソームソリューション 10%(ヒト幹細胞培養液)(SC Liposome Solution 10%)
グロースファクターやプロコラーゲン等様々なタンパク質を豊富に含んだヒト脂肪由来の幹細胞培養液を10%濃度で乳化して安定化させた原料。 抗シワ、皮膚バリアの改善効果、保湿やブライトニング効果等幅広い効果が期待できます。 1kgからの購入が可能。ナチュラテック シーパッション CH(Natura-Tec SeaPassion CH)
リノール酸等の不飽和脂肪酸を高含有するパッションフルーツのオイル、自然界で最もバランスのとれた(オメガ6とオメガ3の比率が最適な)オイルとされるカシスのオイル(Black Currant Seed Oil)、パブロバルテリというEPAとDHAが豊富な微細藻類のエキスの3種を組み合わせた油溶性原料です。 FoxO1は細胞核にとどまり、抗老化や抗アクネタンパクとして機能しますが、バランスの悪いライフスタイルによって核外へ移行するとニキビの形成につながります。この原料ではこのFoxO1の核外への移行を阻害し、抗アクネ効果をもたらします。 主な作用 ・脂質代謝機能障害を和らげる ・Hyperkeratosis(過角化)を制限 ・炎症抑制ノボレチン(NovoRetin)
「NovoRetin(ノボレチン)」は植物由来のレチノール代替です。 Mibelle社が毛穴ケア・皮脂抑制用で販売していた「PoreAway」と同じギリシアのキオス島由来のマスチック樹脂を利用したリポソーム化原料です。 in-cosmetics Asia 2022にてInnovation Zone Best Ingredient Awardの金賞受賞。 BSB Innovation Award 2023にてSub-category I: actives、Section: "Retinol-alternative, Photo-Aging, protein protection"にて1位受賞 「PoreAway」や「PoreAway oA」とは溶媒違いとなります。 本原料は中文名称もあり、刺激性もない植物由来のレチノール代替となります。 NovoRetinはレチノイン酸を分解するCYP26酵素を阻害することで内生レチノイン酸を増やし肌再生や肌を清潔に保つ手助けをします。 マスチックはUNESCOによって無形文化財として保護原産地呼称(PDO)が認められています。 レチノール様の作用だけでなく、下記のような即効性やPoreAway同様の皮脂抑制、毛穴収縮効果も期待できます。 NovoRetinの効果 ・肌密度の向上 & 肌弾力の向上 ・即効リフティング効果:目尻のシワの即時的減少、肌の粗さの即時的抑制 ・毛穴体積の減少 & 皮脂・テカリ抑制アゼライックアシッド(Azelaic Acid)
CORUM社「Azelaic Acid」はヒマワリ種子油由来の天然のアゼライン酸です。 植物由来、COSMOS approved、Vegan認証、HALAL対応品となります。 アゼライン酸自体が非常に溶解性が悪く、分散させて利用する素材とされておりますが、本原料は微粉化しているため水相へ分散しやすいものとなっております。 試験データも10%や20%配合品にて試験を実施しているため高配合にも向いています。 効果 ・抗炎症 ・抗菌 ・抗角化 ・毛穴の詰まり抑制 ※アゼライン酸は韓国、インドネシア、タイ、フィリピン、マレーシア、シンガポール、ブラジルでは化粧品への配合は禁止されておりますので輸出の際にはご注意ください。中国ではご利用いただけます。エスパイスリー(SP(AI)3)
AIを用いて最適化したin silicoでスクリーニング・設計した皮脂・毛穴・炎症に着目したAcneケアペプチド。 アクネ関連では毛穴における主な問題は毛穴の拡大と詰まり、炎症においては毛包脂腺炎症、皮脂においては過剰な皮脂産生と皮脂の蓄積とされています。 このペプチドは毛穴はMMP-1(細胞外マトリクス(ECM)の分解と炎症)、炎症はIGF-1R(炎症応答を悪化)、皮脂はACC(Acetyl-CoA Carboxylase;皮脂の過剰産生)を標的としています。ACCは脂肪酸合成における最初の律速段階の触媒として機能し、ヒトの皮脂の80%に関係しています。 「SP(AI)3」の効果 ・毛穴サイズ縮小:毛穴の剛性向上、毛穴サイズ縮小、過角化(Hyperkeratinization)抑制 ・抗炎症:C. acne炎症抑制、Skin ecosystemリセット ・皮脂抑制:皮脂合成抑制、皮脂蓄積減少、脂腺細胞の縮小化 In vitro試験 ・濃度依存的なMMP-1活性抑制、IGF-1Rリン酸化抑制、ACC二量化抑制 ・遺伝子発現変化:MMP-1、IGF-1R、ACACA(ACC αをコード)、ACACB(ACCβをコード)をいずれも抑制 ・皮脂合成抑制:NR1H3(脂腺細胞で発見された転写因子。ACC活性化による脂質合成で重要な役割を担う)を抑制。 ・皮脂蓄積(脂質含量)を減少、脂腺細胞サイズを減少。脂腺細胞分化のマーカーであるMUC1の発現も抑制。 ・毛穴の剛性(かたさ)の向上、毛穴サイズの縮小。剛性が高いほど皮膚の毛穴周辺のマトリクスが強化され、毛穴の開きが小さくなる。MMP-9、MMP-1の発現減少(ECMの強化)。 ・Ki67の抑制→Hyperkeratinization(過角化)を抑制→毛穴の詰まりを解消。GATA6の発現向上とKRT16の発現抑制。C. acnesは皮脂の蓄積と過角化を悪化させる。 ・MMP1、IL1A、IL1B、CXL8の発現抑制。C. acnes炎症は炎症応答を進展させて炎症性サイトカインを分泌するケラチノサイト内の免疫応答の引き金となる。「SP(AI)3」はC. acnes炎症を抑制する。 ・Skin ecosystem保護:C. acnesの成長抑制とS. epidermidis(表皮ブドウ球菌)の成長向上。 In vivo試験 被験者:顔にわずかなアクネのある40名の白人女性(18-35歳)。うち20名はプラセボ。 使用:全顔に1日2回、28日間 試料:2%「SP(AI)3」配合クリーム ・炎症性ニキビ(吹き出物)の改善:7日後に平均-15%、14日後に平均-19%、28日後に平均-20%。7日後での最大値は-27%。28日後では-56%という被験者もあり。毛穴サイズの縮小も確認。 ・プロトポルフィリンの減少:プロトポルフィリンはC. acnesによって生み出される有機老廃物で、ニキビ病変が治る間に発生する炎症性色素過剰に関係する。C. acnesは炎症性プロトポルフィリンの過剰産生や蓄積に関係する。VISIAでの確認で「SP(AI)3」はプロトポルフィリンを14日後に平均-5%、28日後に平均-8%と変化させ、被験者の89%が肌がよりきれい(purified)になった。 ・Esc lipoperoxidation(脂質過酸化)の減少:アクネにおいても酸化ストレスが存在し、炎症、過角化、プロトポルフィリン、皮脂の産生につながる。ROSと脂質の相互作用によって脂肪酸の過酸化やMDA(マロンジアルデヒド:脂質過酸化の指標として利用される)の産生が生じる。「SP(AI)3」は28日後に脂質過酸化を平均-22%変化させる。 ・皮脂と水分の変化:Sebumeterでの分析では皮脂を7日後に平均-11%、14日後に平均-15%、28日後に平均-20%変化させた。Corneometerでの分析では肌水分を7日後に平均6%、28日後に平均9%向上(7日後に最大19%向上)。 ・毛穴サイズ:14日後に平均-5%、28日後に平均-8%変化。14日後に最大で-12%変化。28日後に皮脂量も-31%と変化した被験者もあり。 ・被験者アンケート:80%は肌の欠点が見えにくくなった、95%は本原料含有製品が毛穴サイズを小さくした、90%が肌の脂っぽさが改善したと実感。(その他の項目もあり。) 推奨配合量:1-2% 自然由来指数:99.45% 溶解性:水溶性バクリピッド(BakuLipid)
レチノールは世界的にも人気の成分ではありますが、刺激などの問題が知られています。 その問題点を解決した植物由来のレチノール代替において世界で最も知名度が高いのがバクチオール(Bakuchiol)です。LIPOID Kosmetik社ではこのバクチオールを不飽和リン脂質と組み合わせて皮膚への浸透性を向上させました。 4%配合クリームでの42日間の皮脂制御に関するin vivo試験では同molのバクチオール(リポソーム化なし)と比較して優れた改善結果が得られています。 同様に2%配合クリームにおけるアンチエイジング効果のin vivo試験においても同molのバクチオール(リポソーム化なし)と比較しても優れた改善結果が得られております。 推奨配合量は0.5-5%でCOSMOS approved、NATRUE approved。