プリンシプヒアル キューブ 3(PrincipHYAL Cube3)
50-3,000kDaの第2世代ヒアルロン酸Na。 肌のリフトアップ、肌バリア改善、即効保湿、線維芽細胞調節と経皮吸収向上作用が期待できます。 毎ロットでエラスチン合成能を確認。 • 即時の肌保湿 • 肌バリアの改善 • 肌弾力の向上 • シワに対する活性 試験データ ・浸透性 ・他成分の浸透性向上(水溶性成分と油溶性成分の両方) ・即時の保湿とTEWL減少 ・肌弾力向上 ・肌の滑らかさの向上 ・シワの改善 ・即時のリフトアップ効果プリンシプヒアル オーロラ(PrincipHYAL Aurora)
30-90kDaの第2世代ヒアルロン酸Na。 皮膚浸透性に優れ、肌修復プロセスを刺激して肌再生と肌の健康を向上させます。 毎ロットで細胞代謝改善としてタンパク合成能を確認。 • 皮膚必須成分を合成する細胞の増殖 • 皮膚修復プロセスの刺激 • 皮膚全体の健康の改善 • 皮膚の結合の改善 試験データ ・浸透性 ・線維芽細胞増殖 ・創傷治癒 ・即時の肌水分上昇&TEWL減少 ・皮膚強度(結合)向上テクノヒアル ヒアパール(TechnoHYAL HyaPearl)
100kDa未満の脂溶性ヒアルロン酸Na。Active make-up用。優れた皮膚浸透性。滑らかで優れた皮膚感触。 ・Olive Glycerides & HA を組み合わせた最先端マトリクス技術 ・無水化粧品処方に最適 ・カラーコスメ製造プロセスに対して安定かつ耐久性をもつ 試験データ ・浸透性 ・リップの保湿 ・リップをふっくらさせるテクノヒアル ヘアコンプレックス(TechnoHYAL HAir-COMPLEX)
ヒアルロン酸とグアーガムの混合物。優れたヘアコンディショニング効果で毛髪へ水分提供し肌と頭皮を健康的にします。 •ヘアケア用途におけるHA(ヒアルロン酸)の革命 •リンスオフとリーブオン処方両方に最適 •頭皮の健康の改善, くし通りを改善 試験データ ・髪のくし通り改善 ・頭皮の健康状態改善 ・フケ抑制 ・頭皮のかゆみ&赤み抑制テクノヒアル テトラ-HA アクア(TechnoHYAL TETR-HA AQUA)
長期の皮膚保護を目的として特殊技術でクロスリンクさせた4Dプロテクションヒアルロン酸。乾燥した肌を保湿し、水分蒸散を減少させます。テクノヒアル テトラ-HA LH(TechnoHYAL TETR-HA LH)
長期の皮膚保護を目的として特殊技術でクロスリンクさせた4Dプロテクションヒアルロン酸。肌水分を向上させ, 水分蒸散を抑制し,標準的なヒアルロン酸と同条件で比較すると 2-3 倍多くの水と結合します。テクノヒアル テトラ-HA FF(TechnoHYAL TETR-HA FF)
長期の皮膚保護を目的として特殊技術でクロスリンクさせた4D プロテクションヒアルロン酸。皮膚上の4D膜を形成し、UVや汚染物質等から肌を保護するための皮膚の天然肌バリア機能を向上します。IBR-チル(IBR-Chill)
不安やストレスに対するケアに着目した新たなコンセプト「ANXI-AGING」用Pink Rock Roseの水溶性エキス。 NaturalやWell beingトレンドに最適な原料となります。 抗不安作用で知られるミリシトリン含有量を規格化しています。 不安やストレスは体内のコルチゾールレベルの上昇につながりますが、本原料はCRH-R1をブロックすることでNF-κBの活性を抑制し、それによって炎症性サイトカインを抑制するというメカニズムを持っています。 作用機序 ・ストレスによるCRH-R1受容体活性化をブロック ・ストレスによるNF-kB活性化を阻害 ・ストレスによるIL1-β, IL6, TNF-α 産生を阻害 臨床結果 ・心理的にストレスを感じている被験者での試験 ・視覚的シワの減少と肌弾力とハリの向上 ・皮膚微小循環、肌の赤み、赤い点の出現の抑制 ・化学的ストレスによる炎症を軽減するための肌能力の向上モスセルテック アロー(MossCellTec Aloe)
Aloe moss(Aloina aloides)原糸体を特殊な培養技術を利用してサステナブルに原料化したスキンケア原料。 コネキシン・ギャップジャンクションに着目して肌全体へ水分を素早く分配させます。 コネキシンにて構成されるギャップジャンクションは隣り合う細胞の細胞質をつなげるもので、その穴の中をイオンや水、代謝産物が通ることで細胞間で水分や様々なシグナルの伝達をおこないます。 この原料では細胞間のカルシウムシグナル伝達速度を測定するというユニークな試験も実施し、老化細胞でもシグナルや水分の伝達を向上させる結果が得られています。 つまり、老化した肌においても肌内に水分を広く分配できるようになり、肌水分を向上させることができるという原料となります。 訴求 • 水分の均一性を改善 • 細胞間コミュニケーションを活性化 • 老化サインを取り除く • 乾燥肌を緩和 マーケティング上の利点 ・希少で絶滅危惧種のコケ種のサステナブルな生産 ・コケは地球上最古の植物の1つであり, 水を取り込み貯蔵することが可能 ・コケは非常に効率的な水分保持力と分配メカニズムをもつため乾燥への優れた耐性をもつ ・Well-beingや森林浴コンセプトをサポートするための完璧なアクティブ原料 ・表皮の新たな細胞間コミュニケーションコンセプトに基づく ・肌の渇きを癒すビューティークイン(B'utyQuin)
コールドプレスして得た効能効果データをもつバージンブラッククミンシードオイルです。 植物自体はUSDAオーガニックの認証品。 Black Cumin Seed Oilはクレオパトラやネフェルティティが愛用し、ツタンカーメンの墓にも一緒に入れられていたオイルとして有名で、「死以外であれば全てを癒す」と伝えられてきた植物油です。 主要成分であるチモキノン 3%の含有を保証。 ミトコンドリア機能の向上と、抗菌、抗真菌、抗炎症、引き締め、酸化ストレス軽減、スリミング効果が期待でき、効能効果に関する各種試験も実施して実証済み。 食品グレード(ThymoQuin)もご用意ございますので内外での利用が可能です。シルバーコーヒー(SLVR'Coffee)
「SLVR’Coffee」はそのコーヒーシルバースキンをアップサイクルして抽出したエキスで、油溶性の100% natural原料となります。 「BSB Innovation Award 2022のCategory Environment, Raw Materials, Section Protection, Skin Hydration」にて1位受賞。COSMOS approved、NATRUE approved品。 コーヒーの木におけるコーヒーの果肉中にはコーヒー豆を保護する薄い膜「シルバースキン」があります。 コーヒーを焙煎する際に年間で大量のコーヒーシルバースキンが廃棄されています。 スイス最大のコーヒーメーカーと契約し、廃棄されてしまうコーヒーシルバースキンをアップサイクルしてエキス抽出しました。 コーヒーシルバースキン抽出物には、カーウェオールおよびカフェストールのリノール酸エス テル(脂肪酸エステル)が含有されています。 皮膚の酵素がこれらの分子をカーウェオール+カフェストールと、遊離脂肪酸に変換します。 ・遊離脂肪酸は、皮膚バリア機能維持に必須。 ・カーウェオールとカフェストールには、抗酸化作用、抗炎症作用、保湿作用がある。 コーヒーシルバースキンが「コーヒー豆を包み込み保護する」のと同様に、SLVR‘Coffee™は、皮膚のバリア機能をサポートすることで脱水や潜在的な皮膚外部からの進入物質から皮膚を保護します。 ・酸化ストレス減少と肌バリア機能改善 ・鎮静効果 ・肌水分量の向上(脚で試験) さらに敏感肌ケアのin vivoデータも追加しています。 2% SLVR’Coffeeによるほうれい線への1日2回28日間の塗布で、スティンギングテストによって肌の敏感性を初期状態と比べて92.1%と著しく改善しました。その他腕への塗布にて1日2回7日間の塗布後にSLSパッチで刺激し、肌の赤み、微小循環、TEWLを確認したところ、いずれも著しい改善がみられました。さらに、刺激に対しての素早い回復だけでなく、長期的な刺激への肌の耐性も強化できることが確認できています。 表示名称は「アラビアコーヒーノキ種子エキス」と「コーヒー種子エキス」のどちらでもご利用いただけます。(INCIと中文名称自体は共通)フィトコラーゲン(PhytoCollagen)
「PhytoCollagen」はアカシアの木由来のポリマーで、実際のコラーゲンではありませんが、コラーゲンと同様の機能が期待できる植物代替となります。 アカシアコラーゲンは長い炭水化物とタンパク成分の混合物で、主にrhamnoglucuronoarabinogalactan多糖とarabinogalactan-protein (AGP)で構成されます。 分子量はコラーゲンと同様の300,000kDaとされています。 コラーゲン同様Hydorxyprolineも含有しています。 効果 ・シワの改善 ・コラーゲンの質の向上 ・バリア機能の改善 ・動物性コラーゲンとの比較もおこない同等の保湿効果を持つことも確認エピカルソーム(EpiCalsome)
「EpiCalsome(エピカルソーム)」は水素添加型リン脂質をベースとした革新的なカルシウムデリバリーシステム原料です。 訴求 • 老化肌におけるカルシウムレベルを補充する • 肌の保護とダメージを受けた肌の修復 • 素早く肌を回復させる(微小循環、肌の赤み、TEWLデータあり) • デリケートな肌を強化する • 皮膚の乾燥や刺激を防ぐ 我々の皮膚にとってもカルシウムは大切であり、 強い骨のように, 肌の健康と強いバリアは十分に高レベルなカルシウム量に著しく依存します。しかし、我々が歳をとるごとに肌は以前ほどカルシウムを保持できなくなるため、カルシウムの必要性は歳とともに上昇します。肌の場合は局所的なカルシウムの補給が必要と考えられます。 カルシウムはケラチノサイト分化の主要な制御因子です: • 増殖のための低カルシウム • 分化のための高カルシウム • Stratum granulosum(顆粒層)中で最も濃度が高い カルシウム勾配は肌バリアの構築に必須です。 しかし、老化肌または代謝が衰えた肌内ではこのカルシウム勾配が崩壊します: → ケラチノサイト分化↓ → 重要な肌バリアタンパク質の産生↓ → バリアと脂質エンベロープ↓ バリアダメージの影響: 水分喪失、刺激、炎症→ 乾燥、炎症、鱗状の皮膚、極端な場合ではXerosis (組織の硬化;異常に乾燥した肌)、アトピー性皮膚炎、湿疹 → 我々の全体的な肌の健康のためには健康的な肌バリアをサポートすることが必要です。 カルシウムイオンは正電荷をもつ大きな分子です。 → 肌内へのカルシウム浸透や肌内でのバイオアベイラビリティーには限界がある → シンプルで効果的な局所的カルシウムデリバリーシステムが必要 「EpiCalsome」では二重円錐状(double cone)の一次構造を形成させるために負の電荷をもつリン脂質をCa2+ と組み合わせました。 • これらの一次構造は最終的に超分子らせん構造内に圧縮される → 水ベースの製品への安定な調合 → カルシウムイオンが皮膚の中へ吸収されても最適な活性を保つことが可能 → 老化肌や糖尿病性皮膚において自然なカルシウム勾配を回復 • 老化/糖尿病性皮膚を治癒するために革新的かつ新規に開発された技術 • 特許申請中のアプリケーション(2021)Et-VC(Et-VC)
コーンスターチ由来のアスコルビン酸誘導体「3-O-エチルアスコルビン酸」。 従来のアスコルビン酸やアスコルビン酸誘導体では、表皮への浸透が難しい、酸化しやすい、油溶性であるという点で配合する処方が限られていました。 「Et-VC」は水溶性の白色結晶粉末で、熱や光にも安定であり、下記のような特徴を持ちます。 ・コラーゲンブーストにおいて最も効果的 ・皮膚ライトニングやブライトニング効果が強い ・表皮への浸透が容易 推奨配合量:0.5 – 1.0% (用途に応じて30%まで可) 注意点1:処方のpHは3.5 - 5.5に保ち、他のActive原料と併用する際には抗酸化剤を 添加することを推奨。 注意点2:現状本原料は部外品には対応しておりません。 下記のような効果のデータをとっており、さらに安定性試験のデータもあります。 「Anti-Aging」 ・光老化の予防 ・抗炎症 ・DNAの保護 ・フリーラジカルの除去 「肌のホワイトニング」 ・メラニン産生の阻害 ・肌の輝度の向上 ・シミの抑制と肌トーンの均一化 「UV,ブルーライト, 汚染物質からの保護」 ・サンプロテクション ・ブルーライト& 汚染物質によるダメージからの肌の保護 「肌水分ブースター」 ・天然のヒアルロン酸ブースター ・肌水分&ホメオスタシスの維持カルマンダリン(CALMandrin)
CALMandrinはキオス島で伝統的な方法で栽培され、手摘みされているキオスマンダリンの皮をアップサイクルしたエキスで、Inflammaging(炎症老化)に対抗させるための水溶性の化粧品原料となります。 COSMOS approved、NATRUE approved品です。 in-cosmetics Global 2023のInnovation Award Active部門にて金賞を受賞。 BSB Innovation Award 2023にてNatural Products/ Raw Materials/Sub-category VI: activesのSection: "Anti-Aging, well-aging, signs of aging and anti-inflammatory"で1位受賞 「inflammaging(炎症老化)」という用語は二十年ほど前にProf. Franceschiによって紹介されたものとされています。名前のとおりこの用語は“inflammation(炎症)” と“aging(老化)”という2つの用語からなります。 軽度の慢性的な炎症は自然免疫系の慢性的な過剰刺激にもなります。全身性炎症の制御の喪失のために加齢とともに進行するとされています。遺伝子、ライフスタイル(ストレス)、環境(UV、ROS)といった因子がさらにこれらの変化の一因となります。Inflammaging(炎症老化)は全ての組織(皮膚を含む)や器官で発生し, 高齢の方の死亡率や疾病率における重要なリスク因子となります。 ライフスタイル、栄養、睡眠関連の内因性ストレスやUV、汚染物質、化学的刺激といった外因性ストレスによってROSレベルが上昇すると、NF-κBが活性化されます。その活性化されたNF-κBは細胞質基質から核へ転位し、核内でNF-κBはケモカインやサイトカインを含む炎症性遺伝子の転写を誘導して、炎症やコラーゲン破壊につながります。 加齢とともにからだの抗炎症応答は衰えるとNF-kB炎症性ストレスは十分に弱めることができなくなり、全身の組織における老化の更なる加速につながります。 マンダリンは特に精油やフェノール酸、フラボノイド(特にヘスペリジンやポリメトキシル化フラボン)、リモノイド、カロテノイドのような抗酸化物質が豊富であるとされ、古くから化粧品でも利用されていました。 “Chios mandarin” はキオス島で発見された非常に特殊な条件の下でのみ生育する品種です。石灰岩をベースとしたカルシウムが豊富な土壌と果実を冬季の間凍結から保護する穏やかな気候での栽培となっています。ギリシアのキオス島に由来する特殊なマンダリンは2012年からEUにてProtected GeographicalIndication (PGI)をもつ製品として登録されています。 しかし、キオス島でこのマンダリンの伝統的な栽培をおこなっているのは数園ほどになっています。このマンダリンは主に香水などの香気エッセンスを抽出されるために利用されておりますが、その製造では果皮の搾りかすが残ってしまうため、Mibelle社はそのうちの1つの有機農家と契約し、その果皮の搾りかすをアップサイクルして化粧品用にエキス化しました。 この原料ではin vitro試験、in vivo試験を実施しています。In vitro試験ではNF-κB活性化の抑制、炎症応答にかかわる重要な遺伝子の遺伝子発現の抑制(ケラチノサイトと線維芽細胞両方)、タンパク質のカルボニル化抑制、プロコラーゲンI分泌の増加、ヤングコラーゲンの産生が確認できています。 In vivo試験では2% CLAMandrin配合クリームを1日2回28日間、半顔や前腕に塗布してもらい、肌の赤み、弾力、ハリ、密度が改善・向上することが確認できています。いずれのパラメーターも7日間でもすでに改善が見られたという結果となっています。フィトスフェリックス(PhytoSpherix)
PhytoSpherixはNon-GMOのトウモロコシ由来の低刺激性、生体適合性、生分解性グリコーゲンです。100%粉末品で、COSMOS approved品となっています。 グリコーゲン(糖原質)は通常、肝臓、筋肉、脳に大量に存在する多糖類で、ブドウ糖を供給するエネルギー源となっております。グルコースを単位とした大きな球状の分子ですが、植物ではエネルギー源がデンプンのため、一般にグリコーゲンは存在しません。そんな中、トウモロコシはエネルギー源としてグリコーゲンを含む数少ない植物の1つです。 また、皮膚においてはグリコーゲンは少量しか存在しません。グリコーゲンは、創傷治癒と細胞増殖に使用されます。 PhytoSpherixは小さな球状分子で、サイズが小さいため、粒子が皮膚に浸透し、より深い層に到達可能です(欧州ナノ規制には非該当)。また、フィトグリコーゲンには強力な水結合能力があります。 試験データに関してはin vitroではケラチノサイトにおけるATP産生やセラミド産生、繊維芽細胞における細胞増殖能向上、コラーゲン産生、ヒアルロン酸産生が確認できており、in vivoでは0.1%「PhytoSpherix」配合クリームにて6週間での額と目尻のシワの改善が確認できています。また同じ試料での6週間の試験で頬とほうれい線における角層上部と角層下部両方における水分量の向上がみられ、水和量ではヒアルロン酸との比較とヒアルロン酸との相乗効果も確認できています。フィトスフェリックス L105(PhytoSpherix L105)
PhytoSpherix L105はNon-GMOのトウモロコシ由来の低刺激性、生体適合性、生分解性グリコーゲンです。PhytoSpherix L105は10%の液体品です。 グリコーゲン(糖原質)は通常、肝臓、筋肉、脳に大量に存在する多糖類で、ブドウ糖を供給するエネルギー源となっております。グルコースを単位とした大きな球状の分子ですが、植物ではエネルギー源がデンプンのため、一般にグリコーゲンは存在しません。そんな中、トウモロコシはエネルギー源としてグリコーゲンを含む数少ない植物の1つです。 また、皮膚においてはグリコーゲンは少量しか存在しません。グリコーゲンは、創傷治癒と細胞増殖に使用されます。 PhytoSpherixは小さな球状分子で、サイズが小さいため、粒子が皮膚に浸透し、より深い層に到達可能です(欧州ナノ規制には非該当)。また、フィトグリコーゲンには強力な水結合能力があります。 試験データに関してはin vitroではケラチノサイトにおけるATP産生やセラミド産生、繊維芽細胞における細胞増殖能向上、コラーゲン産生、ヒアルロン酸産生が確認できており、in vivoでは0.1%「PhytoSpherix」配合クリームにて6週間での額と目尻のシワの改善が確認できています。また同じ試料での6週間の試験で頬とほうれい線における角層上部と角層下部両方における水分量の向上がみられ、水和量ではヒアルロン酸との比較とヒアルロン酸との相乗効果も確認できています。マウンテンティー プロ(Mountain Tea Pro)
肌の回復のためのナイトタイム改善策というコンセプトのCOSMOS認証原料。 この原料はカフェインフリーの美容睡眠サポート、茶にインスパイアされた酸化ストレスからの保護、肌の抗酸化能のオーバーナイトでの回復(夜の間に肌の回復をサポート)というメリットをもちます。 中国には未対応。 この植物は地中海の山々に由来する伝説的な茶のハーブで、からだの強化や気分の改善のために利用されていた。この茶はカフェインを含まず、リラックスする際に最適とされるため、化粧品でもSelf-careやslow livingアプローチに最適と考え今回原料化しました。 Mountain Tea Proで利用されている植物は西ギリシアの標高400mの汚染からも保護されている場所で有機栽培されています。 ケラチノサイトを用いたin vitro試験ではLUCS assayとNrf2 assayをおこない、濃度依存的にフリーラジカル形成を抑制することが確認できています。 Ex vivo試験ではUV照射後の単回塗布で抗酸化能が回復することが確認できています。ティムード(TiMOOD)
肌のニューロン機能を向上させてケラチノサイト増殖をスピードアップさせることで肌を健康的で明るく均一な肌色にします。また、気分をリラックスさせて感情的wellbeingも改善します。 COSMOS approved、NATRUE approved品。推奨配合量は2%。 TiMOODの利点: ・老化からのニューロンの保護 ・健康的で均一な肌色をサポート ・ストレス下のWellbeingの向上 ・肌-脳接続の刺激 近年ストレスを感じる人々が増加しており、メンタルヘルスの向上の新たな戦略が求められるようになり、Emotional beautyが化粧品原料にとっての新たなフィールドになってきています。 脳と肌のDirect linkは神経細胞によるもの(Nervous system)で、脳と肌のIndirect linkは脳からのシグナル分子によるもの(endocrine system)とされ、ストレスはアクネや乾癬、湿疹のような肌の異常を招きます。 人は歳をとるごとに皮膚中の神経線維の数が減少し、ニューロンが分離せず神経密度が減少します。これによって肌の機能や健康にネガティブな影響が生じ、脳内でwellbeing感覚を向上させるための皮膚からのポジティブな刺激も減り、これがさらに肌の不快感にもつながります。 TiMOODによって肌ではニューロン生存の改善や神経突起の伸長、ケラチノサイト増殖、ドーパミン放出向上を招き、均一な肌トーン、肌ツヤを作り出します。さらにこれによって脳でもリラックスなどの「feel good」な感覚につながり、肌と脳のどちらにとってもよい影響を与え合うようになります。 この原料で利用しているフユザンショウ(Timut Pepper;Zanthoxylum alatum)はネパール、ブータンやチベットで最も重要なスパイスの1つとされ、部位ごとにフラボノイド、テルペン、フェノールなど異なる成分を含むとされています。気分の落ち込み、胃腸の不調や歯の痛み、肌の傷や炎症の治癒など幅広く利用されてきた歴史をもち、サプリメントでは認知機能の向上が期待できるとされ、既にMibelle社でも健康食品用原料で活用されています。 In-vitro試験では上記神経突起の伸長、ケラチノサイト増殖を確認しており、in-vivo試験では2% TiMOOD配合クリームを顔面に1日2回28日間塗布し、EmoCompassという新たな感情的Wellbeing測定システムを活用してポジティブな感情を測定しています。これによって4日目にプラセボと比較しても大幅に感情が改善(リラックス等)することが確認できています。さらに28日後に腕と顎での肌トーンの均一化、肌ツヤの向上、赤みの減少も確認できています。自己評価でも78%の被験者が肌ツヤの向上や肌トーンの均一化を実感したという結果が得られています。アマレチン(Amaretine)
敏感肌ケアのための苦味成分と甘味成分を組み合わせた革新的な100 % natural、COSMOS-approvedアクティブ原料で、レシチンによって浸透性も向上させています。 敏感肌へのBitter-sweetシナジー: ‘King of Bitters’植物に由来する「アンドログラフィスパニクラタ葉エキス」中のBitter(苦み)成分andrographolide(アンドログラフォイド)は肌の苦味受容体(TAS2R)を活性化します。それによって肌バリア脂質を向上して表皮肌バリアを向上させ、炎症因子を抑制して抗炎症効果を示します。苦味受容体はスキンケアにおいて肌バリア脂質の再生を活性化するトリガーとして新しくも有望なターゲットと考えられます。また、甘草根由来の甘味成分グリチルリチン酸は炎症性サイトカインなどの炎症因子を阻害して内因性コルチゾールレベルを増加させ、またコルチゾール様活性で抗炎症作用を示します。合成コルチゾールの天然代替としても利用できます。Amaretine® は敏感肌ケアのための苦味成分と甘味成分を組み合わせた革新的な100 % natural、COSMOS-approvedアクティブ原料で、レシチンによって浸透性も向上させています。敏感肌は現在世界的にも最も注目される肌悩みの1つです。敏感肌は表皮肌バリアが弱ることで炎症過程が進むことに基づいており、結果として乾燥、赤み、肌の不快感につながります。敏感肌は人々の自信に影響を与えて人生の質にも影響を与えてしまいます。 Amaretine®のメリット: • 表皮バリアの強化 • 炎症プロセスの抑制 • 肌の不快感の軽減 • 敏感肌の改善と人生の質の向上