ネオクレア プロ(NEOCLAIR PRO)
エピガロカテキンガレート(EGCG)を模倣したペプチド。 AHR、NRF2に着目し、アンチポリューション、抗酸化、ブライトニング、抗炎症、シミ対策等様々な効果が期待でき、クリアな肌をつくり上げます。SCリポソームソリューション 10%(ヒト幹細胞培養液)(SC Liposome Solution 10%)
グロースファクターやプロコラーゲン等様々なタンパク質を豊富に含んだヒト脂肪由来の幹細胞培養液を10%濃度で乳化して安定化させた原料。 抗シワ、皮膚バリアの改善効果、保湿やブライトニング効果等幅広い効果が期待できます。 1kgからの購入が可能。ムナプシス(MUNAPSYS)
表情ジワ用のBotox様ペプチド。中国対応可能。in-cosmetics North America 2018ではinnovation awardの銅賞、BSB Innovation Award 2019にてActive(その他)部門にて1位を受賞した原料。 この表情ジワ関連で有名な原料A(SNARE複合体の阻害によるアセチルコリン放出阻害)とS(アセチルコリン受容体ブロック)の両方のメカニズムをカバーし、この2種を混合した計5%混合処方と3% MUNAPSYSで比較を行い、混合液よりも優れた結果が得られています。7日間でのシワ改善効果が確認できています。スキナーク(SKINARCH)
新規のコラーゲン合成制御に関わるタンパク「Mohawk」に着目し、下記の多種のコラーゲンの発現を向上させるペプチド。 ① 線維状コラーゲン(コラーゲン3 & 5) ② ネットワークまたはシート形成コラーゲン(コラーゲン4) ③ コラーゲン様膜タンパク質(コラーゲン13) ④ Connecting(結合) & Anchoring(固着)コラーゲン(コラーゲン6 & 7 & 12 & 14) ・肌内部から再構築することでハリを強化してシワを滑らかにする。 ・様々な肌タイプで試験を実施し、あらゆる人種での効果を確認。アイぺプタイド(iPEPTIDE)
睡眠不足に着目した目周りのケアに特化したペプチド。 睡眠の質の低下にともないIL-33の発現が上昇し、メラトニンは減少し、グルコース量が上昇します。 これにともないタンパク質の糖化、脂質過酸化反応、血管透過性への影響、炎症後の色素過剰、リンパ系への影響が発生し、シワやたるみ、目のクマ、表皮バリア機能の脆弱化、免疫システムの脆弱化、アイバッグ形成につながります。 この原料ではこれらの改善だけでなく、血管ストレス改善、目の開きの向上や目周りの皮膚温度低下効果も確認されています。モスセルテック アロー(MossCellTec Aloe)
Aloe moss(Aloina aloides)原糸体を特殊な培養技術を利用してサステナブルに原料化したスキンケア原料。 コネキシン・ギャップジャンクションに着目して肌全体へ水分を素早く分配させます。 コネキシンにて構成されるギャップジャンクションは隣り合う細胞の細胞質をつなげるもので、その穴の中をイオンや水、代謝産物が通ることで細胞間で水分や様々なシグナルの伝達をおこないます。 この原料では細胞間のカルシウムシグナル伝達速度を測定するというユニークな試験も実施し、老化細胞でもシグナルや水分の伝達を向上させる結果が得られています。 つまり、老化した肌においても肌内に水分を広く分配できるようになり、肌水分を向上させることができるという原料となります。 訴求 • 水分の均一性を改善 • 細胞間コミュニケーションを活性化 • 老化サインを取り除く • 乾燥肌を緩和 マーケティング上の利点 ・希少で絶滅危惧種のコケ種のサステナブルな生産 ・コケは地球上最古の植物の1つであり, 水を取り込み貯蔵することが可能 ・コケは非常に効率的な水分保持力と分配メカニズムをもつため乾燥への優れた耐性をもつ ・Well-beingや森林浴コンセプトをサポートするための完璧なアクティブ原料 ・表皮の新たな細胞間コミュニケーションコンセプトに基づく ・肌の渇きを癒すヌルセント(N_LLSCENT)
個人個人の香り(匂いの指紋)を意味するOdorprintに着目し、2-Nonenalとイソ吉草酸によるからだのニオイを抑制することでScent’agingを改善するペプチドとカルノシンの混合物。 ・イソ吉草酸:脇の下や足など分泌された汗がバクテリアによって代謝されることで生じる。 ・2-Nonenal:加齢臭に関わる。ω7不飽和脂肪酸の酸化分解によって生じ、表皮ホメオスタシス & 再生に影響を与える。 若いodorprintはイソ吉草酸の方が多く、年齢と共に減少する一方、高齢のodorprintには2-Nonenalの増加による特異的Scent’agingがあらわれる。N_llscentは30分ほどでこれらに起因 するからだのニオイを抑制する。テレッセンス テルメリック(Telessence Telmeric)
ターメリックの生体模倣ペプチドで、様々な環境ストレスによるテロメア短縮を抑制します。 熱および冷ストレスは、皮膚細胞膜のToll様受容体(TLR)を活性化し、炎症性サイトカイン(IL-8など)をコードするNF-kB経路を介して炎症カスケードを引き起こします。炎症はまた、さらなる炎症を引き起こす酸化ストレスを高め、無限ループに陥り下記を招きます。 ・発赤 & 皮膚の反応性 (温度変化に対する皮膚の不耐性) ・毛穴サイズの拡大 (ECM劣化による弾力性の喪失) ・落屑 (皮膚バリア機能の脆弱化) ・シワ (ECM劣化 & 乾燥) ウコン(Turmeric)はCurcuma longa plantの根茎の黄金のスパイスであり、次の分子により抗酸化作用と抗炎症作用でアーユルヴェーダの伝統で高く評価されています。 ・ターメリン(Turmerin)は抗炎症作用を持つ抗酸化タンパク質。(ターメリック由来の水溶性抗酸化ペプチド) ・クルクミン(Curcumin)は抗酸化反応のマスターレギュレーション(NRF2)を活性化するポリフェノール。 Telessence Telmeric はターメリックの生体模倣ペプチドで、ターメリンの構造とクルクミンの機能の両方を持っているペプチドです。 効果 ・環境ストレスからの加齢炎症を制御(熱ストレスからの細胞の回復、加齢炎症カスケードの緩和) ・TLR/NF-κBの加齢炎症経路の遮断 ・miRNA-21とmiRNA-146の増加 ・ウコンの抗酸化保護を強化(NRF2を活性化)& 肌の抗酸化能力を向上 ・テロメアの保護 & テロメア長の保護 ・核内DNAの損傷からの保護 & テロメアの回復 ・肌の反応性(赤み)抑制 ・環境ストレス(乾燥や温度変化)からの肌の回復(赤み、毛穴、落屑、平滑性、粗さの改善)ウィーワ(VIWA)
表情ジワに作用する海洋微生物発酵物。アルテロモナス発酵エキス。 地中海のカブレラ島の近海に生息するクラゲの表面から採取した新発見微生物(Alteromonas Lipotrueae)を発酵させて得た発酵エキス。神経突起形成、シナプス形成、筋肉収縮を遅らせることにより、全体的な神経筋相互作用(表情ジワの根源)に働きかけます。わずか 10 分で静的および動的なしわに臨床的に作用しますが、28 日後には長期的に作用します。ポップタイド(POPTIDE)
スキントロピーコンセプトの環状ペプチド。 肌の乱れを再編成します。正しいタンパク質フォールディング/アンフォールディングタンパク質応答 (UPR) に関与する2つの非常に重要なシャペロン(CalreticulinとBiP)の発現を増加させます。表皮でCalreticulinを増加させ、表皮と真皮のコミュニケーションを介してコラーゲンと弾性繊維の発現を誘導することにより、小胞体ストレス(ERストレス)を緩和し、老化の兆候を改善します。朝と夕方の間のシワのデイリー サイクル (WDC) を壊します。朝と夜の両方でのシワの状態を測定しており、朝も夜も同じシワ改善効果状態を保てるのが特徴でもあります。通常夜は横になって寝ているため肌水分がからだに均一に広がっていることもあり、朝は肌に弾力があり、肌の厚さも十分でシワも少ないですが、夜になると立っていたので水分が体の下に集まり、肌弾力の低下、肌の厚みの減少、シワの出現につながり、朝と夜では微妙に状態が異なることに着目しました。エスパイスリー(SP(AI)3)
AIを用いて最適化したin silicoでスクリーニング・設計した皮脂・毛穴・炎症に着目したAcneケアペプチド。 アクネ関連では毛穴における主な問題は毛穴の拡大と詰まり、炎症においては毛包脂腺炎症、皮脂においては過剰な皮脂産生と皮脂の蓄積とされています。 このペプチドは毛穴はMMP-1(細胞外マトリクス(ECM)の分解と炎症)、炎症はIGF-1R(炎症応答を悪化)、皮脂はACC(Acetyl-CoA Carboxylase;皮脂の過剰産生)を標的としています。ACCは脂肪酸合成における最初の律速段階の触媒として機能し、ヒトの皮脂の80%に関係しています。 「SP(AI)3」の効果 ・毛穴サイズ縮小:毛穴の剛性向上、毛穴サイズ縮小、過角化(Hyperkeratinization)抑制 ・抗炎症:C. acne炎症抑制、Skin ecosystemリセット ・皮脂抑制:皮脂合成抑制、皮脂蓄積減少、脂腺細胞の縮小化 In vitro試験 ・濃度依存的なMMP-1活性抑制、IGF-1Rリン酸化抑制、ACC二量化抑制 ・遺伝子発現変化:MMP-1、IGF-1R、ACACA(ACC αをコード)、ACACB(ACCβをコード)をいずれも抑制 ・皮脂合成抑制:NR1H3(脂腺細胞で発見された転写因子。ACC活性化による脂質合成で重要な役割を担う)を抑制。 ・皮脂蓄積(脂質含量)を減少、脂腺細胞サイズを減少。脂腺細胞分化のマーカーであるMUC1の発現も抑制。 ・毛穴の剛性(かたさ)の向上、毛穴サイズの縮小。剛性が高いほど皮膚の毛穴周辺のマトリクスが強化され、毛穴の開きが小さくなる。MMP-9、MMP-1の発現減少(ECMの強化)。 ・Ki67の抑制→Hyperkeratinization(過角化)を抑制→毛穴の詰まりを解消。GATA6の発現向上とKRT16の発現抑制。C. acnesは皮脂の蓄積と過角化を悪化させる。 ・MMP1、IL1A、IL1B、CXL8の発現抑制。C. acnes炎症は炎症応答を進展させて炎症性サイトカインを分泌するケラチノサイト内の免疫応答の引き金となる。「SP(AI)3」はC. acnes炎症を抑制する。 ・Skin ecosystem保護:C. acnesの成長抑制とS. epidermidis(表皮ブドウ球菌)の成長向上。 In vivo試験 被験者:顔にわずかなアクネのある40名の白人女性(18-35歳)。うち20名はプラセボ。 使用:全顔に1日2回、28日間 試料:2%「SP(AI)3」配合クリーム ・炎症性ニキビ(吹き出物)の改善:7日後に平均-15%、14日後に平均-19%、28日後に平均-20%。7日後での最大値は-27%。28日後では-56%という被験者もあり。毛穴サイズの縮小も確認。 ・プロトポルフィリンの減少:プロトポルフィリンはC. acnesによって生み出される有機老廃物で、ニキビ病変が治る間に発生する炎症性色素過剰に関係する。C. acnesは炎症性プロトポルフィリンの過剰産生や蓄積に関係する。VISIAでの確認で「SP(AI)3」はプロトポルフィリンを14日後に平均-5%、28日後に平均-8%と変化させ、被験者の89%が肌がよりきれい(purified)になった。 ・Esc lipoperoxidation(脂質過酸化)の減少:アクネにおいても酸化ストレスが存在し、炎症、過角化、プロトポルフィリン、皮脂の産生につながる。ROSと脂質の相互作用によって脂肪酸の過酸化やMDA(マロンジアルデヒド:脂質過酸化の指標として利用される)の産生が生じる。「SP(AI)3」は28日後に脂質過酸化を平均-22%変化させる。 ・皮脂と水分の変化:Sebumeterでの分析では皮脂を7日後に平均-11%、14日後に平均-15%、28日後に平均-20%変化させた。Corneometerでの分析では肌水分を7日後に平均6%、28日後に平均9%向上(7日後に最大19%向上)。 ・毛穴サイズ:14日後に平均-5%、28日後に平均-8%変化。14日後に最大で-12%変化。28日後に皮脂量も-31%と変化した被験者もあり。 ・被験者アンケート:80%は肌の欠点が見えにくくなった、95%は本原料含有製品が毛穴サイズを小さくした、90%が肌の脂っぽさが改善したと実感。(その他の項目もあり。) 推奨配合量:1-2% 自然由来指数:99.45% 溶解性:水溶性