エピカルソーム(EpiCalsome)
「EpiCalsome(エピカルソーム)」は水素添加型リン脂質をベースとした革新的なカルシウムデリバリーシステム原料です。
訴求
• 老化肌におけるカルシウムレベルを補充する
• 肌の保護とダメージを受けた肌の修復
• 素早く肌を回復させる(微小循環、肌の赤み、TEWLデータあり)
• デリケートな肌を強化する
• 皮膚の乾燥や刺激を防ぐ
我々の皮膚にとってもカルシウムは大切であり、 強い骨のように, 肌の健康と強いバリアは十分に高レベルなカルシウム量に著しく依存します。しかし、我々が歳をとるごとに肌は以前ほどカルシウムを保持できなくなるため、カルシウムの必要性は歳とともに上昇します。肌の場合は局所的なカルシウムの補給が必要と考えられます。
カルシウムはケラチノサイト分化の主要な制御因子です:
• 増殖のための低カルシウム
• 分化のための高カルシウム
• Stratum granulosum(顆粒層)中で最も濃度が高い
カルシウム勾配は肌バリアの構築に必須です。
しかし、老化肌または代謝が衰えた肌内ではこのカルシウム勾配が崩壊します:
→ ケラチノサイト分化↓
→ 重要な肌バリアタンパク質の産生↓
→ バリアと脂質エンベロープ↓
バリアダメージの影響: 水分喪失、刺激、炎症→ 乾燥、炎症、鱗状の皮膚、極端な場合ではXerosis (組織の硬化;異常に乾燥した肌)、アトピー性皮膚炎、湿疹
→ 我々の全体的な肌の健康のためには健康的な肌バリアをサポートすることが必要です。
カルシウムイオンは正電荷をもつ大きな分子です。
→ 肌内へのカルシウム浸透や肌内でのバイオアベイラビリティーには限界がある
→ シンプルで効果的な局所的カルシウムデリバリーシステムが必要
「EpiCalsome」では二重円錐状(double cone)の一次構造を形成させるために負の電荷をもつリン脂質をCa2+ と組み合わせました。
• これらの一次構造は最終的に超分子らせん構造内に圧縮される
→ 水ベースの製品への安定な調合
→ カルシウムイオンが皮膚の中へ吸収されても最適な活性を保つことが可能
→ 老化肌や糖尿病性皮膚において自然なカルシウム勾配を回復
• 老化/糖尿病性皮膚を治癒するために革新的かつ新規に開発された技術
• 特許申請中のアプリケーション(2021)