エピカーミン TCM(EpiCalmin TCM)
中国伝統医薬(TCM)の漢方として利用される3種のハーブ由来の保湿成分、敏感肌に起こる様々なトラブルに対処します。エコサート認証原料です。 ・肌の天然の防御システムを強化 ・肌老化を積極的に防ぐ ・肌水分を向上 ・炎症を緩和 ・肌感を柔らかく潤った心地よい感触にするエスパイスリー(SP(AI)3)
AIを用いて最適化したin silicoでスクリーニング・設計した皮脂・毛穴・炎症に着目したAcneケアペプチド。 アクネ関連では毛穴における主な問題は毛穴の拡大と詰まり、炎症においては毛包脂腺炎症、皮脂においては過剰な皮脂産生と皮脂の蓄積とされています。 このペプチドは毛穴はMMP-1(細胞外マトリクス(ECM)の分解と炎症)、炎症はIGF-1R(炎症応答を悪化)、皮脂はACC(Acetyl-CoA Carboxylase;皮脂の過剰産生)を標的としています。ACCは脂肪酸合成における最初の律速段階の触媒として機能し、ヒトの皮脂の80%に関係しています。 「SP(AI)3」の効果 ・毛穴サイズ縮小:毛穴の剛性向上、毛穴サイズ縮小、過角化(Hyperkeratinization)抑制 ・抗炎症:C. acne炎症抑制、Skin ecosystemリセット ・皮脂抑制:皮脂合成抑制、皮脂蓄積減少、脂腺細胞の縮小化 In vitro試験 ・濃度依存的なMMP-1活性抑制、IGF-1Rリン酸化抑制、ACC二量化抑制 ・遺伝子発現変化:MMP-1、IGF-1R、ACACA(ACC αをコード)、ACACB(ACCβをコード)をいずれも抑制 ・皮脂合成抑制:NR1H3(脂腺細胞で発見された転写因子。ACC活性化による脂質合成で重要な役割を担う)を抑制。 ・皮脂蓄積(脂質含量)を減少、脂腺細胞サイズを減少。脂腺細胞分化のマーカーであるMUC1の発現も抑制。 ・毛穴の剛性(かたさ)の向上、毛穴サイズの縮小。剛性が高いほど皮膚の毛穴周辺のマトリクスが強化され、毛穴の開きが小さくなる。MMP-9、MMP-1の発現減少(ECMの強化)。 ・Ki67の抑制→Hyperkeratinization(過角化)を抑制→毛穴の詰まりを解消。GATA6の発現向上とKRT16の発現抑制。C. acnesは皮脂の蓄積と過角化を悪化させる。 ・MMP1、IL1A、IL1B、CXL8の発現抑制。C. acnes炎症は炎症応答を進展させて炎症性サイトカインを分泌するケラチノサイト内の免疫応答の引き金となる。「SP(AI)3」はC. acnes炎症を抑制する。 ・Skin ecosystem保護:C. acnesの成長抑制とS. epidermidis(表皮ブドウ球菌)の成長向上。 In vivo試験 被験者:顔にわずかなアクネのある40名の白人女性(18-35歳)。うち20名はプラセボ。 使用:全顔に1日2回、28日間 試料:2%「SP(AI)3」配合クリーム ・炎症性ニキビ(吹き出物)の改善:7日後に平均-15%、14日後に平均-19%、28日後に平均-20%。7日後での最大値は-27%。28日後では-56%という被験者もあり。毛穴サイズの縮小も確認。 ・プロトポルフィリンの減少:プロトポルフィリンはC. acnesによって生み出される有機老廃物で、ニキビ病変が治る間に発生する炎症性色素過剰に関係する。C. acnesは炎症性プロトポルフィリンの過剰産生や蓄積に関係する。VISIAでの確認で「SP(AI)3」はプロトポルフィリンを14日後に平均-5%、28日後に平均-8%と変化させ、被験者の89%が肌がよりきれい(purified)になった。 ・Esc lipoperoxidation(脂質過酸化)の減少:アクネにおいても酸化ストレスが存在し、炎症、過角化、プロトポルフィリン、皮脂の産生につながる。ROSと脂質の相互作用によって脂肪酸の過酸化やMDA(マロンジアルデヒド:脂質過酸化の指標として利用される)の産生が生じる。「SP(AI)3」は28日後に脂質過酸化を平均-22%変化させる。 ・皮脂と水分の変化:Sebumeterでの分析では皮脂を7日後に平均-11%、14日後に平均-15%、28日後に平均-20%変化させた。Corneometerでの分析では肌水分を7日後に平均6%、28日後に平均9%向上(7日後に最大19%向上)。 ・毛穴サイズ:14日後に平均-5%、28日後に平均-8%変化。14日後に最大で-12%変化。28日後に皮脂量も-31%と変化した被験者もあり。 ・被験者アンケート:80%は肌の欠点が見えにくくなった、95%は本原料含有製品が毛穴サイズを小さくした、90%が肌の脂っぽさが改善したと実感。(その他の項目もあり。) 推奨配合量:1-2% 自然由来指数:99.45% 溶解性:水溶性エキオセブ(ECHIOSEB)
ECHIOSEBは皮脂制御、毛穴消し、混合肌やオイリー肌への順応性を高める植物エキス混合原料です。 皮脂はUV照射や感染から保湿 & 保護し、脂溶性抗酸化物質を輸送、肌水分の閉じ込め、肌pHの維持にかかわります。皮脂はトグリセリド, 脂肪酸, ワックスエステル, スクワレン, コレステロールエステルなどの炎症性 & 抗炎症脂質を含有しています。皮脂は加齢、ホルモン、気候、ストレス、栄養の影響を受けて変動し、過剰産生されると脂っぽくテカった見た目の肌、毛穴の拡大、毛穴の詰まり、炎症、アクネ、皮脂腺過形成、脂漏性皮膚炎につながります。 ECHIOSEBで利用されるムラサキバレンギクはネイティブアメリカンによって主に免疫システムを向上させるために利用された抵抗性植物で干ばつに強い順応性を示します。イワベンケイはバイキングが自身の強さを強化するために利用しており、中国の皇帝もこの植物を求めてシベリアに探索隊を送ったとされる高所かつ寒い場所で育つアダプトゲン植物です。Adaptogen(アダプトゲン)とはからだが代謝機能を正常化するのをサポートする非特異的応答を誘導することによってストレス因子に対抗できるようにする(耐性をもたせる)植物エキスやハーブのことです。イワベンケイはストレスを抑制し, 身体持久力を向上 & 精神的敏捷性を向上することが知られています。 皮脂の産生の流れ ・未熟な脂腺細胞は細胞質の脂肪滴を産生 & 蓄積して分化しながら中央の排出管へ向かって遊走する(皮脂合成の増加、脂肪滴蓄積の増加、脂腺細胞サイズの増加、脂腺細胞成熟化) ・成熟した脂腺細胞は脂肪滴で満たされ, 崩壊し, 小胞管へ皮脂を放出する (ホロクリン分泌) 最も良く知られたレチノイド, アゼライン酸, 過酸化ベンゾイルといった抗アクネ成分はp53を上方制御します。このp53 経路の活性化は皮脂放出の減少 & 炎症の抑制, 小さく詰まりのない毛穴かつきれいな肌につながるため、ECHIOSEBはこの経路を制御します(p53とFOXO1の増加、LIPIN-1とPPARγの減少を確認しています。) さらに脂腺細胞の分化抑制、成長(サイズ増大)抑制、皮脂産生や蓄積の抑制、皮脂放出抑制も確認しています。皮脂放出においてはTSLPやIL-8の減少を確認しています。TSLP (Thymic stromal lymphopoietin) は皮脂過形成を促進する皮脂腺への免疫細胞の遊走を誘導するケラチノサイトによって放出されるサイトカインです。炎症性サイトカイン & 皮脂中の脂質 (e.g. リノール酸)は更なる皮脂放出へ導くTSLP誘導し、TSLPはIL-8を促進し、acne vulgaris(尋常性痤瘡)にかかわります。 2% ECHIOSEBでのin vivo試験では混合肌、オイリー肌それぞれでの効果データを取得しています。(いずれも1時間後、7日後、28日後のデータがあります。) ・鼻に近い頬部における毛穴の占める領域の割合:混合肌 & オイリー肌において7日間で最大 -20% & -43% ・前腕の皮脂量:混合肌 & オイリー肌において1時間で最大 -20% & -34% ・前腕におけるオイリースポットで占められる領域:混合肌 & オイリー肌において28日で最大 -26% & -22% ・肌弾力(肌弾力は毛穴サイズにリンクする。弾力性が高いと, 毛穴はより小さくなる):混合肌 & オイリー肌において1時間で最大 +15% ・保湿(乾燥肌は水分喪失を補うために皮脂を過剰産生する傾向にある):混合肌 & オイリー肌において1時間で最大 +25% & +29%エピテンシブ(EPITENSIVE)
Nicotiana benthamiana 中で産生させたペプチド。Non-GMO。植物性EGF として抗シワ効果が期待出来ます。エステライト(STELLIGHT)
メラニン産生に関するあらゆるメカニズムをカバーしたブライトニングペプチド。 メラノサイトだけではなく、ケラチノサイトや線維芽細胞にも着目し、この3主の細胞のコミュニケーションにアプローチ。 メラニン産生抑制、存在するメラニンの除去、メラニン輸送の阻害や樹状突起形成度の減少効果を確認。 被験者へのアンケートでは7日間の使用でも50%の人が効果を実感。エピオン(Epi-On)
敏感肌向け新規アゼライン酸誘導体。水溶性。 即効性のある鎮静・肌再生効果が特徴。頭皮では皮脂を抑制し、フケを解消する。エピカルソーム(EpiCalsome)
「EpiCalsome(エピカルソーム)」は水素添加型リン脂質をベースとした革新的なカルシウムデリバリーシステム原料です。 訴求 • 老化肌におけるカルシウムレベルを補充する • 肌の保護とダメージを受けた肌の修復 • 素早く肌を回復させる(微小循環、肌の赤み、TEWLデータあり) • デリケートな肌を強化する • 皮膚の乾燥や刺激を防ぐ 我々の皮膚にとってもカルシウムは大切であり、 強い骨のように, 肌の健康と強いバリアは十分に高レベルなカルシウム量に著しく依存します。しかし、我々が歳をとるごとに肌は以前ほどカルシウムを保持できなくなるため、カルシウムの必要性は歳とともに上昇します。肌の場合は局所的なカルシウムの補給が必要と考えられます。 カルシウムはケラチノサイト分化の主要な制御因子です: • 増殖のための低カルシウム • 分化のための高カルシウム • Stratum granulosum(顆粒層)中で最も濃度が高い カルシウム勾配は肌バリアの構築に必須です。 しかし、老化肌または代謝が衰えた肌内ではこのカルシウム勾配が崩壊します: → ケラチノサイト分化↓ → 重要な肌バリアタンパク質の産生↓ → バリアと脂質エンベロープ↓ バリアダメージの影響: 水分喪失、刺激、炎症→ 乾燥、炎症、鱗状の皮膚、極端な場合ではXerosis (組織の硬化;異常に乾燥した肌)、アトピー性皮膚炎、湿疹 → 我々の全体的な肌の健康のためには健康的な肌バリアをサポートすることが必要です。 カルシウムイオンは正電荷をもつ大きな分子です。 → 肌内へのカルシウム浸透や肌内でのバイオアベイラビリティーには限界がある → シンプルで効果的な局所的カルシウムデリバリーシステムが必要 「EpiCalsome」では二重円錐状(double cone)の一次構造を形成させるために負の電荷をもつリン脂質をCa2+ と組み合わせました。 • これらの一次構造は最終的に超分子らせん構造内に圧縮される → 水ベースの製品への安定な調合 → カルシウムイオンが皮膚の中へ吸収されても最適な活性を保つことが可能 → 老化肌や糖尿病性皮膚において自然なカルシウム勾配を回復 • 老化/糖尿病性皮膚を治癒するために革新的かつ新規に開発された技術 • 特許申請中のアプリケーション(2021)エクソジオブ(ExoGiov)
鶏卵由来のエクソソーム。トリ胚の間葉系幹細胞を培養し、そこからエクソソームを抽出したもので、EUと中国でも使用可能なエクソソーム原料となります。 植物由来ではヒト由来エクソソームのような高い効果自体は期待できないものとなりますが、このExoGIovはヒト由来よりも高いコラーゲン産生能や育毛効果をもっています。 育毛関連のデータをもつエクソソーム原料は珍しいとされています。 ヒト由来はEU、中国、台湾での使用ができませんが、ExoGiovはEUや中国でも使用が可能であり、育毛効果においてはヒト由来エクソソームやミノキシジルよりも高い効果が確認できています。 真皮線維芽細胞の増殖能やコラーゲン産生能も300%と非常に高い結果が得られております。 この原料では独自のバイオパルス活性化技術というものを用いてエクソソームを製造しております。 この方法によってヒト由来間葉系幹細胞エクソソームと比較してエクソソーム分泌量が400倍増加し、タンパク質含有量も202%以上、miRNA含有量が187%以上となります。 本原料は凍結乾燥粉末で室温での保管が可能。 中国NMPAも原料登録済み。(Embryo Extract:胚エキスでNMPA登録されているため、日本においても表示名称「胚エキス」で使用も可能)