取扱い原料
レシチン・リン脂質
エイチ・ホルスタイン社はスイスに本拠を置くリポイド社の高純度リン脂質を取り扱っています。
レシチン・リン脂質について
1847年、フランスの化学者モーリス・ゴブリーが卵黄の中から窒素とオレイン酸とグリセロリン酸などの混合物を発見しました。ゴブリーはその物質をギリシャ語のLekitos(卵黄)にちなんで、レシチンと名付けました。当時の科学水準ではレシチンは単一の分子と考えられていましたが、その後、レシチンにはホスファチジルコリンやエタノールアミンといった極性を持つリン脂質が含まれることが分かり、今日ではリン脂質を含む脂質の総称と認識されています。
リン脂質の魅力
レシチンの含まれるリン脂質は動物や植物の細胞膜の重要構成成分の一つです。リン脂質には分子内に親水性と疎水性の両極性があるため、天然の界面活性剤として機能します。また、水溶液中に分散させると、脂質2重膜(リポソーム)構造をとって安定します。
1. 添加物として
- 乳化効果
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様々な種類の油や油溶性物質と混合することにより乳化してナノエマルションを形成します。
得られたナノエマルションは有効成分の肌への浸透を助けます。 - リポソームの形成
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リン脂質を水に分散させると球状の脂質二重膜:リポソームを形成します。
ナノエマルションと同様に有効成分の肌への浸透を助けます。 - 安定化剤
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エアゾール製品など凝集しやすい物質の表面にコーティングすることで、凝集を防ぎます。また、口紅やメイクアップに使用する色素、基材をコーティングして肌への感触を滑らかにします。
また、脂質の再結晶化を防ぎ、処方の保存安定性を高めます。 - 可溶化剤
- エタノールに高濃度で溶かしたリン脂質の溶液は、セラミドや長鎖脂肪酸の結合したトリグリセリドの様な水に難溶性の成分を溶解することができます。
2. 有効成分として
リポソームやエマルションが皮膚や毛髪の表面上で乾燥すると、脂質二重膜の層(ラメラ層)を形成します。
- 感触改善
- 肌にベタつかず、すべすべした感触をもたらします。
- 皮膚保護
- 細胞間脂質の漏出を抑え、バリヤー機能を強化します。
- 保湿作用
- リン脂質が持つ水との高い親和性により、保湿作用を示します。
- 静電効果
- リン脂質には毛髪の表面をコートして静電気の発生を抑え、なめらかでまとまりを良くする効果があります。
3. 天然成分
- 100%天然由来の乳化剤
- リン脂質は大豆や卵黄から抽出される天然由来の成分です。
- 生分解性
- 天然由来なので廃棄しても環境にやさしい成分です。
- 副産物
- リン脂質は大豆油などを搾油する際にできる副産物なので、資源の有効利用の観点からみて素晴らしい原料です。
- 高い安全性
- 人間の皮膚の構成成分の一つなので安心・安全です。またレシチンはFDAのGRAS(Generally recognized as safe:一般に安全と認められる食品添加物)に指定されています。
おことわり
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