フィトセルテックマルスドメスティカ PhytoCellTec TM Malus Domestica

フィトセルテックマルスドメスティカはウトビラースパトラウバーの幹細胞エキスをリポソーム化した製品です。

使用されているリンゴ

ウトビラースパトラウバーはスイスの古いリンゴの種類で、現在ではほとんど流通しない非常に珍しいリンゴです。このリンゴは並外れた保存能力がありましたが、その苦さにより次第に人気を失い、甘いリンゴにとってかわられてしまいました。このリンゴは長期間しわもよらず、味も失わないことから、何か特別な成分、特に寿命の長い幹細胞を持つことが考えられ、ここにミベールバイオケミストリー社の研究者が注目しました。

皮膚の幹細胞

この革新的なフィトセルテック技術は、植物の幹細胞を大量に得ることを 可能にします。同様にウトビラースパトラウバーのような希少種および 絶滅危惧種の植物も効果的に培養することができます。 フィトセルテックは植物幹細胞の化粧品への利用を初めて可能にしました。

効果

ミベールバイオケミストリー社は包括的な研究を行い、リンゴ幹細胞含有原料であるフィトセルテックマルスドメスティカが皮膚の幹細胞の活力や寿命を促進する作用、また、環境ストレスによるダメージから幹細胞を守り、皮膚老化を遅延させる作用があることを示しました。 フィトセルテックマルスドメスティカは全く新しい可能性を化粧品にもたらしました。植物幹細胞で皮膚幹細胞を保護することによって皮膚老化を遅延させ、皮膚の若々しさを長く保ち、活力をもたらします。

幹細胞の活性の上昇

表皮幹細胞を異なる濃度のフィトセルテックマルスドメスティカ中で培養し、そのコロニー形成効率を測定したところフィトセルテックマルスドメスティカは幹細胞の性質に対し、好ましい影響を与えていることがわかりました。

コロニー形成効率の向上効果

新しい表皮組織の形成能力を保護する

若い、元気な表皮幹細胞は、実験的に完全な多層表皮構造を形成します。この実験が古い幹細胞で行われると、幹細胞は分裂せず、表皮は形成されません。この幹細胞は消耗し、寿命を迎えています。しかしながら幹細胞培養時、リンゴ幹細胞培養エキスを加えると、古い幹細胞でさえ多層表皮構造を形成します。リンゴ幹細胞培養エキスの影響下では表皮幹細胞はそれらの活性を維持し、新しい組織の形成を可能にし、皮膚を再生します。

3次元培養皮膚モデルの形成に対する効果

抗しわ効果

フィトセルテックマルスドメスティカの抗しわ効果は20名の被験者(37-64歳)のによる臨床試験で評価されました。2%のフィトセルテックマルスドメスティカ含有エマルションを目じりのしわに28日間塗布しました。結果として100%の被験者において目に見えるしわの減少が見られました。

目尻の抗シワ効果