マリアアザミは (Silybum marianum L.) はヨーロッパ地中海地方、北アメリカ、中央アジアを起原とする植物で、現在は広く世界中に生息しています。2000年前より生薬として様々な病気の症状、特に肝機能、腎機能、胆嚢の機能の障害などに使われています。マリアアザミの有効成分は種子から採れる脂溶性成分で、フラボノリグナンの3つの異性体、シリビニン、シリジアニン及びシリクリスチンを主要な活性成分とする混合物シリマリンです。70~80%のシリマリンを含むマリアアザミの種子エキスは、肝炎、肝硬変などの炎症性肝炎の治療目的としてドイツのコミッションEモノグラフに承認されています。その他の科学的研究においても、シリマリンには線維化の抑制、抗酸化、毒素から身を守る作用が確認されています。
肝臓機能改善作用
品名 | 規格 |
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マリアアザミ種子エキス | シリマリン ≥ 80% |